プラモデルで楽しむトヨタ車「スプリンタートレノ」【愛知トヨタ小牧村中店】
2025.01.24
愛知トヨタ小牧村中店
プラモデルでトヨタ車を紹介します。
本日は
スプリンタートレノN2仕様(アオシマ)

以前ご紹介した

カローラレビンN2仕様(アオシマ)
2車種は共通のボディを持つ兄弟車で
ともにサーキットで活躍し
とても有名なレーシングドライバーたちを育てた名車です。

レビンとトレノの
ヘッドライトに注目します。
白のレビンは前期仕様。
黒のトレノは後期仕様です。

それぞれの前期後期の違いは
また別の機会にご紹介します。

一般的な固定式ヘッドライトの
レビンに対して

トレノは
リトラクタブルヘッドライト。
格納式前照灯です。

これは80年から90年代前半の
スポーツカーに多く採用されたヘッドライトです。

ライトを点灯させると
フタが上に開いて
ヘッドライトが出てきます。

空力とスタイリングの両面から
ボンネットを低く抑えるための工夫です。
ヘッドライトの高さ制限があること
そして
当時の技術では
GRスープラ

GR86

などのように
ヘッドライトレンズを寝かせてしまうと
ライトの光をまっすぐ前に向けられなかったこと。
法規と技術的な制約から
リトラクタブルヘッドライトが
多くのスポーツカーに採用されたそうです。

ヘッドライトの違いにより
ニュートラルな印象のレビンに対して
トレノはエッジの効いた尖った印象の外観です。

レビンがあるのに
どうしてトレノを作る必要があったのでしょう。

かつてトヨタの販売店は5系統に分かれていました。
それももちろんありますが
レビンとトレノの関係性は

ノア

ヴォクシー
そして
アルファード、ヴェルファイア

似ていませんか。
販売の現場にいて
個人的に思うことです。
全車種販売に移行しているのに
どうしてヴォクシーやヴェルファイアのような
兄弟車が存在しているのでしょう。

ノアにはない個性を求めてヴォクシーを選ばれる。
そういう場面が少なくありません。
2車種どちらにしようか迷うお客さまはあまりいない印象です。
それぞれしっかりとブランドが確立されているのです。

もしヴォクシーがなかったら
ひょっとしたらそのお客さまは他社さんを購入したのかもしれません。
もしくは何も思わずノアを購入されたのかもしれません。

ノアにはない
尖った個性をヴォクシーに持たせる。
お客さまの潜在的な満足度を高める。
そしてトヨタ全体としての販売数を伸ばす。
一見コストのかかることに見える兄弟車ですが

迷うことなくヴォクシー
そしてヴェルファイア

これがいいんだよと
ご満足いただいてるお客さまの様子に
自動車を手にするお客さまの心理が分かっている
トヨタ自動車のものづくりを感じます。

それを
レビンとトレノ
そのもっと前からやっていたこと。
兄弟車の戦略にもトヨタ自動車の仕事の奥深さを感じます。
愛知トヨタ小牧村中店
ブログ担当田中
次回は1月28日更新予定。
またねー
プラモデルでトヨタ車を紹介します。
本日は
スプリンタートレノN2仕様(アオシマ)

以前ご紹介した

カローラレビンN2仕様(アオシマ)
2車種は共通のボディを持つ兄弟車で
ともにサーキットで活躍し
とても有名なレーシングドライバーたちを育てた名車です。

レビンとトレノの
ヘッドライトに注目します。
白のレビンは前期仕様。
黒のトレノは後期仕様です。

それぞれの前期後期の違いは
また別の機会にご紹介します。

一般的な固定式ヘッドライトの
レビンに対して

トレノは
リトラクタブルヘッドライト。
格納式前照灯です。

これは80年から90年代前半の
スポーツカーに多く採用されたヘッドライトです。

ライトを点灯させると
フタが上に開いて
ヘッドライトが出てきます。

空力とスタイリングの両面から
ボンネットを低く抑えるための工夫です。
ヘッドライトの高さ制限があること
そして
当時の技術では
GRスープラ

GR86

などのように
ヘッドライトレンズを寝かせてしまうと
ライトの光をまっすぐ前に向けられなかったこと。
法規と技術的な制約から
リトラクタブルヘッドライトが
多くのスポーツカーに採用されたそうです。

ヘッドライトの違いにより
ニュートラルな印象のレビンに対して
トレノはエッジの効いた尖った印象の外観です。

レビンがあるのに
どうしてトレノを作る必要があったのでしょう。

かつてトヨタの販売店は5系統に分かれていました。
それももちろんありますが
レビンとトレノの関係性は

ノア

ヴォクシー
そして
アルファード、ヴェルファイア

似ていませんか。
販売の現場にいて
個人的に思うことです。
全車種販売に移行しているのに
どうしてヴォクシーやヴェルファイアのような
兄弟車が存在しているのでしょう。

ノアにはない個性を求めてヴォクシーを選ばれる。
そういう場面が少なくありません。
2車種どちらにしようか迷うお客さまはあまりいない印象です。
それぞれしっかりとブランドが確立されているのです。

もしヴォクシーがなかったら
ひょっとしたらそのお客さまは他社さんを購入したのかもしれません。
もしくは何も思わずノアを購入されたのかもしれません。

ノアにはない
尖った個性をヴォクシーに持たせる。
お客さまの潜在的な満足度を高める。
そしてトヨタ全体としての販売数を伸ばす。
一見コストのかかることに見える兄弟車ですが

迷うことなくヴォクシー
そしてヴェルファイア

これがいいんだよと
ご満足いただいてるお客さまの様子に
自動車を手にするお客さまの心理が分かっている
トヨタ自動車のものづくりを感じます。

それを
レビンとトレノ
そのもっと前からやっていたこと。
兄弟車の戦略にもトヨタ自動車の仕事の奥深さを感じます。
愛知トヨタ小牧村中店
ブログ担当田中
次回は1月28日更新予定。
またねー