雪道でも止まる!?ミシュラン オールシーズンタイヤ試乗会に行ってきました🚘⛄
2025.02.27
こんにちは!楠インター店のサービスエンジニアです
わたくしは今回、北海道士別市で行われたミシュランタイヤの試乗会に参加してきました。
オールシーズンタイヤ試乗レポート
-実際に走行して分かったこと
みなさん『オールシーズンタイヤ』はご存じですか?最近注目を集めているオールシーズンタイヤ。「夏も冬も走れるタイヤ」と言われていますが、実際の走行性能はどうなのでしょうか?
これから、タイヤのシーズンチェンジの季節も始まろうとしているなか、現在夏用タイヤもスタッドレスタイヤも溝が少なくなってきて、タイヤの交換を検討されている方は必見です!
今回、ミシュランのタイヤ試乗会に参加し、凍結路面や雪道を実際に走行してきたので、その感想をレポートします!
(その前に知識として、ミシュランのオールシーズンタイヤ『クロスクライメイト2』は、「スノーフレークマーク」が付いており、高速道路で「冬用タイヤ規制」が実施されていても走行可能なタイヤとなります)

★一つ目の試乗は、トヨタRAV4(4×4)で、ミシュランのオールシーズンタイヤ『クロスクライメイト2』とミシュランのスタッドレスタイヤ『X-ICE SNOW』の乗り比べ
試乗コースは、【雪の山道】
実際に走って感じたこと
気になる雪道での性能テスト!まずはスタッドレスタイヤでの走行。発進時は特に問題なくスムーズに進み、ブレーキを踏んでもしっかりと止まりました。その後も急な登坂からの発進、下り坂(速度50~60㌔程度)からブレーキを踏んでのコーナーも問題なく走行することができました。

次にオールシーズンタイヤの『クロスクライメイト2』
オールシーズンタイヤでの雪道走行の経験が無かったため、恐る恐るではありましたが走行してみると、、、なんとスタッドレスタイヤでの走行とほぼ変わらない感覚でした!なにも問題なく走れてしまったのです。

インストラクターによると、圧雪路であればほぼ『差が無く、普通に走行できるレベルである』ということを感じてほしかったとのことです。タイヤ交換した後に「今どちらのタイヤを履いているでしょうか?」というクイズをしても違いが分からないくらい、差が無いと感じました。
★二つ目の試乗は、トヨタヤリスで、夏用タイヤとミシュランのオールシーズンタイヤ『クロスクライメイト2』のタイヤ溝を50%減らしたものの乗り比べ
試乗コースは【定常円の旋回】
まずは、夏用タイヤでの試乗。アクセルを踏むと、すぐにトラクションコントロール(タイヤの空転を抑える)の制御が効きながら徐々に加速。その後の定常円ではVSC(横滑り抑制機能)が効きながらも、常にアンダーステア。ハンドルを切り足しても少ししか曲がらず、大きな円を描きながら曲がっていきます。ブレーキを踏んでもABSが効きながらなんとか止まったような感じです。
続いて『クロスクライメイト2』での試乗
アクセルを踏むと、しっかりとグリップしておりスムーズな加速。その後の定常円では、ハンドルを切るとその分車も曲がっていくような感じ。雪山でもそうでしたが、このタイヤの旋回性能はかなり高そうです。そしてタイヤ溝が50%無くなってもこの性能は驚き。

★最後の試乗は、トヨタカローラまたシエンタで、『クロスクライメイト2』とスタッドレスタイヤの乗り比べ
試乗コースは【凍結路面、スラローム、時速50㌔からのフルブレーキングなどいろいろと】
まずはクロスクライメイト2で凍結路面のブレーキング。グーグーとABSを効かせながらもズルズルズルーっと滑りなかなか止まりません。実際の道路で起きたらきっとパニック。その後のスラロームでは、しっかりと曲がりタイヤの剛性を感じます。そして50㌔からのフルブレーキングでは、しっかりとブレーキが効き止まりました。
続いてスタッドレスタイヤで同じコースを走行。凍結路面からのブレーキング、ABSを効かせながらも止まりません。ズルズルと滑って止まらないのです。インストラクターに確認したところ、完全凍結のアイス状態を作ってあるので、その状態では、どんなタイヤであろうと止まらないということなのです。これにも驚きでした。その後のスラローム、ブレーキングは、オールシーズンタイヤよりは少し良い感じはしましたが、大きく差は感じませんでした。

【試乗して感じたオールシーズンタイヤのクロスクライメイト2のメリット・デメリット】
<メリット>
• 都市部の冬なら十分な性能!(ちょっとした雪なら安心、圧雪路も問題なし)
• 夏・冬用タイヤ交換の手間とコストを削減できる
<デメリット>
・本格的な雪道の限界性能はスタッドレスタイヤの方が上
・凍結路面では慎重な運転が必要
オールシーズンタイヤは「こんな人」におすすめ!実際に試乗して感じたことを踏まえると、以下のような人にはオールシーズンタイヤがピッタリだと思いました。
・雪が少ない地域に住んでいる
・冬のためにスタッドレスタイヤを買うのはもったいないと感じている
・タイヤ交換の手間を省きたい
・マンション等に住んでいてタイヤを保管する場所が無い
逆に、冬にスキーやスノーボードで雪山に行く人や、雪の降りやすい地域に住んでいる方、安全安心を優先される方にはスタッドレスタイヤの方がおすすめです。
今回の試乗会で、オールシーズンタイヤは『想像以上に性能が向上している』ということが実感できました。
これからタイヤを選ぶ際の参考になれば嬉しいです!
※このブログは試乗会の個人的な感想をまとめたものでその性能を保証するものではありません。
※すべて掲載許可をいただいております
〒462-0006
名古屋市北区若鶴町224
📍愛知トヨタ 楠インター店
℡ 052-902-3911
わたくしは今回、北海道士別市で行われたミシュランタイヤの試乗会に参加してきました。
オールシーズンタイヤ試乗レポート
-実際に走行して分かったこと
みなさん『オールシーズンタイヤ』はご存じですか?最近注目を集めているオールシーズンタイヤ。「夏も冬も走れるタイヤ」と言われていますが、実際の走行性能はどうなのでしょうか?
これから、タイヤのシーズンチェンジの季節も始まろうとしているなか、現在夏用タイヤもスタッドレスタイヤも溝が少なくなってきて、タイヤの交換を検討されている方は必見です!
今回、ミシュランのタイヤ試乗会に参加し、凍結路面や雪道を実際に走行してきたので、その感想をレポートします!
(その前に知識として、ミシュランのオールシーズンタイヤ『クロスクライメイト2』は、「スノーフレークマーク」が付いており、高速道路で「冬用タイヤ規制」が実施されていても走行可能なタイヤとなります)

★一つ目の試乗は、トヨタRAV4(4×4)で、ミシュランのオールシーズンタイヤ『クロスクライメイト2』とミシュランのスタッドレスタイヤ『X-ICE SNOW』の乗り比べ
試乗コースは、【雪の山道】
実際に走って感じたこと
気になる雪道での性能テスト!まずはスタッドレスタイヤでの走行。発進時は特に問題なくスムーズに進み、ブレーキを踏んでもしっかりと止まりました。その後も急な登坂からの発進、下り坂(速度50~60㌔程度)からブレーキを踏んでのコーナーも問題なく走行することができました。

次にオールシーズンタイヤの『クロスクライメイト2』
オールシーズンタイヤでの雪道走行の経験が無かったため、恐る恐るではありましたが走行してみると、、、なんとスタッドレスタイヤでの走行とほぼ変わらない感覚でした!なにも問題なく走れてしまったのです。

インストラクターによると、圧雪路であればほぼ『差が無く、普通に走行できるレベルである』ということを感じてほしかったとのことです。タイヤ交換した後に「今どちらのタイヤを履いているでしょうか?」というクイズをしても違いが分からないくらい、差が無いと感じました。
★二つ目の試乗は、トヨタヤリスで、夏用タイヤとミシュランのオールシーズンタイヤ『クロスクライメイト2』のタイヤ溝を50%減らしたものの乗り比べ
試乗コースは【定常円の旋回】
まずは、夏用タイヤでの試乗。アクセルを踏むと、すぐにトラクションコントロール(タイヤの空転を抑える)の制御が効きながら徐々に加速。その後の定常円ではVSC(横滑り抑制機能)が効きながらも、常にアンダーステア。ハンドルを切り足しても少ししか曲がらず、大きな円を描きながら曲がっていきます。ブレーキを踏んでもABSが効きながらなんとか止まったような感じです。
続いて『クロスクライメイト2』での試乗
アクセルを踏むと、しっかりとグリップしておりスムーズな加速。その後の定常円では、ハンドルを切るとその分車も曲がっていくような感じ。雪山でもそうでしたが、このタイヤの旋回性能はかなり高そうです。そしてタイヤ溝が50%無くなってもこの性能は驚き。

★最後の試乗は、トヨタカローラまたシエンタで、『クロスクライメイト2』とスタッドレスタイヤの乗り比べ
試乗コースは【凍結路面、スラローム、時速50㌔からのフルブレーキングなどいろいろと】
まずはクロスクライメイト2で凍結路面のブレーキング。グーグーとABSを効かせながらもズルズルズルーっと滑りなかなか止まりません。実際の道路で起きたらきっとパニック。その後のスラロームでは、しっかりと曲がりタイヤの剛性を感じます。そして50㌔からのフルブレーキングでは、しっかりとブレーキが効き止まりました。
続いてスタッドレスタイヤで同じコースを走行。凍結路面からのブレーキング、ABSを効かせながらも止まりません。ズルズルと滑って止まらないのです。インストラクターに確認したところ、完全凍結のアイス状態を作ってあるので、その状態では、どんなタイヤであろうと止まらないということなのです。これにも驚きでした。その後のスラローム、ブレーキングは、オールシーズンタイヤよりは少し良い感じはしましたが、大きく差は感じませんでした。

【試乗して感じたオールシーズンタイヤのクロスクライメイト2のメリット・デメリット】
<メリット>
• 都市部の冬なら十分な性能!(ちょっとした雪なら安心、圧雪路も問題なし)
• 夏・冬用タイヤ交換の手間とコストを削減できる
<デメリット>
・本格的な雪道の限界性能はスタッドレスタイヤの方が上
・凍結路面では慎重な運転が必要
オールシーズンタイヤは「こんな人」におすすめ!実際に試乗して感じたことを踏まえると、以下のような人にはオールシーズンタイヤがピッタリだと思いました。
・雪が少ない地域に住んでいる
・冬のためにスタッドレスタイヤを買うのはもったいないと感じている
・タイヤ交換の手間を省きたい
・マンション等に住んでいてタイヤを保管する場所が無い
逆に、冬にスキーやスノーボードで雪山に行く人や、雪の降りやすい地域に住んでいる方、安全安心を優先される方にはスタッドレスタイヤの方がおすすめです。
今回の試乗会で、オールシーズンタイヤは『想像以上に性能が向上している』ということが実感できました。
これからタイヤを選ぶ際の参考になれば嬉しいです!
※このブログは試乗会の個人的な感想をまとめたものでその性能を保証するものではありません。
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